キタミナ

当面は日本に帰らないでなんとかやろう。

学生時代に”普通に”勉強した人なら行く必要ナシ!オーストラリア語学学校

2017年の12月中旬までオーストラリア ゴールドコーストのサーファーズパラダイスにある語学学校で17週間を過ごした西江(@SNisie1129)です。

 

 

 

ワーキングホリデーというビザの関係上、最大17週間 語学学校に通うことなので最大限度一杯で契約してました。

 

勉強というのは最も割の良い投資だという話を聞いたこともありまして、最初は2か月程度を考えていたのですが「2か月だけ学校で勉強したってあまり上達しないよ」とエージェントの方に言われたので最終的には4か月間の契約をして5200ドルもの大金を払いました2ヶ月でも自分的には十分なくらいでしたが。。

 

それはおよそ私の住むシェアハウスの38週間分 日数にして266日分相当しました。

つまり語学学校に通わなければ9か月程度は住む場所のレント(滞在費)は気にしなくても良かったことになります。計算してみてビックリ。

 

 

だがそんな大金を払っているにもかかわらず、語学学校に通っている生徒達が語学学校を変えたい」、もしくは「そんなに長く通う必要がなかった」などと言う話をちらほら聞きました。

 

 

 

通っている生徒の大半が授業中に母国語を使っていたり、放課後は自国の人達と遊びに行っている方たちばかりだったので話半分に聞いていました。

 

 

そして語学学校終盤に入学してきたオーストラリア ワーキングホリデー2年目の人達も数人も同様に「これは通う必要はないでしょ」的なことをおっしゃっていたので、ほぼ間違いなく私の通っている語学学校はつまらなかったのだと思います。

 

 

この記事は完全に私の独断と偏見と少しの日本人ワーキングホリデーメーカーの声をもとに書かれています。

賢い読者諸君のことですから心配ないとは思いますが、話半分に聞いてください。

少しでも語学学校に通うかどうか迷っている人達の手助けになればと幸甚に尽きます。

 

 

 語学学校の概要

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私の語学学校は午前中は8時15分から11時35分まで文法や単語などを習ってました。

そしてコミュニケーション能力を伸ばすためのグループトーク的な授業が12時25分から14時5分まで行われていました。

 

コミュニケーションのクラスは生徒たちがたどたどしい英語で一緒に課題を取り組んだり、課せられた結婚や時事ニューズなどのトピックについて話し合います。

生徒たちはつたない英語を駆使して会話をして、困ったときがあれば先生を呼んでアドバイスをもらったりして課題に取り組んでいました。

 

 

つまり一日当たり5時間 語学学校で英語を読む、聞く、話す機会が得られることになります。

 

 

 

通う必要あるか語学学校?

 

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基本的に文法に関しては日本人は既に習っていることが圧倒的に多いんです。

単語はクラスのレベルによって異なると思いますが、大学受験を経験した私からすると最上級のクラスにでもならない限り初見の単語、文法に出会うことはなかったです。あってもスラングとかの類。

 

 

そしてコミュニケーションの授業なのですが……私としてはあまり利点が見つからなかったです。

 

そもそも皆 生徒であるので使われている文法は私でも分かるくらいには滅茶苦茶単語は上級のクラスにでもない限りgoodだとかの本当に簡単な単語だけを使って会話するので私としてはあまり上達が感じられなかったです。

 

「でもまずは慣れることが大事でしょ」と言われる方もいると思いますが、ここはオーストラリアです。普通に生活していれば英語が聞こえてきますし、話す必要があります

それに本当に英語が分からない方は図書館などで無料で英語を勉強できたりします。語学学校があるような都心部であれば間違いなく図書館に行けばそのようなクラスで英語を習えます。アニメや漫画が好きな方はたまに図書館でそのような「日本文化 アニメ・漫画を学ぼう」的なイベントが開かれていたりします。マジでおススメ。私は開催されるたびに行ってました。

 

そういう日本に興味のあるネイティブスピーカーと知り合うことができればこれ以上ない英語教師となるでしょう。なにより楽しいですしね。

 

 

 

話を戻しますが、語学学校に通い始めて1か月を過ぎない内に自分としても「文法も単語も習ったことが大半であるし、何か思っていた学校と違うなぁ…」と思っていましたが、すでに4か月も契約してしまっていたこともあり、認めるのも癪でしたので「きっと思い過ごしだ」と否定していました。

 

 

しかし、評判についてネットで調べてみて真っ先に目に入ってきたの評価がこちらです。

 

 

英語コミュニケーションに必要な語学力をつけるコースやTOEFLコースやBusinessコースといくつか用意されていました。私は普通のコミュニケーション力をつけるコースを受講しましたが、一番最初にクラス分けテストに参加します。その次の日に自分のレベルにあったクラスへ参加する様になっています。テストは筆記と簡単な会話のテストがありましたが、筆記がよかったのか、分けられたクラスはかなり難しく、英語を話せる外国人の質が高いのでした。私はそんなにクラスで意見を述べるほど会話はできなかったので、聞き取り理解していくのに結構大変でした。聞かれても何言ってるかわからない、という顔をしてたと思いますが、担任の先生は分かっていないということに気付いてないようでした。(クラスを変えるよう自分から申し出ればよかったと思っていますが。)


また、クラスが変われば、先生も変わります。ある程度テキストに沿ってすすめてもらえる先生は良いのですが、授業中ひたすら海外ドラマのDVDを見させる先生もいました。会話はDVDを見終わった後に『おもしろかった』や『楽しかった、次が楽しみ』等の感想を述べるだけで、かなりがっかりしました。授業中に教師がやる内容については学校側で何も管理していないのでしょうか、たまたまその講師は小銭稼ぎ感覚で働いていたのでしょうか。

 

 

これはひどい……

 

 

でも、的を射た評価だと思います。

 

水曜日の授業なんて1時間はパソコンで一人もくもくと課題をやったものです。あんなの家でできますよ。

もう学校に通う必要などないのではないか…?と感じた生徒は私だけではないはずです。

 

クラスのブラジル人は「楽でいいよ」とか楽観的なことを言っていましたが、私としては大金を払っているのだから少しでも身になる授業してほしいものだと隣の勉強熱心な韓国人と一緒にプンプンと怒ってました。まったく。

 

 

それに国籍の偏りも結構なものでした。

日本人とブラジル人、コロンビア人が70%を占めていたでしょう。

 

 

 

私が特に「通う必要がない」と思った理由

英語が上達しなかったからです。間違いなく上達はしていませんでした。私が意識しないところでは上達しているとかそういうことではなくDEFINITELY上達していません。

 

だってほぼ新しい単語はなかったですし、特段スピーキングが上手くなったわけでもなかったです。むしろスピーキングは知り合ったオーストラリア人と会話していた方が何倍も速く、多数の単語やイディオムを知ることが出来ました。

 

ちなみに「英語を勉強する」っていう目的以外にも卒業時に「この人の英語力は○○です」的なことを書かれた卒業証書をもらえ、それがレジュメ(履歴書)に書けて仕事ゲットに役立つと聞かされていたのですが、そんなことはなかったです。

 

せっかくそのために徹夜してレベルアップテストとかで95点以上取って最上位のレベルに上がったのに全然 役に立ってる感覚はなかったです。ほかにもそういうタイプの人が何人かいたので仕事ゲットはそのような卒業証書とかに書かれたレベルとかじゃなくてその人の雰囲気だったり、実際のコミュニケーション能力とかなのではないでしょうか。

 

タイトルに”学生時代に”普通に”勉強したなら行く必要ナシ!”と書きました。

ここでいう”普通に勉強した人”というのは現在進行形や過去形、現在完了形などの文法が分かるという人のことを指しています。というか書いてて思いましたが、むしろそこらへんが分からない人であっても日本語で書かれた大学受験用とかの参考書で勉強した方が効率的に意味を理解できるのではないでしょうか。あれ、語学学校って通う必要あるかかこれ?

 

「英語は英語で覚えた方が良い」という意見には私も賛成です。大賛成ですよ。ただ語学学校に通って勉強する必要はあるのか?とオーストラリアの高額な語学学校に通っている間ずっと考えていました。こんなにネイティブスピーカーがそこら辺の道を歩いているのにわざわざ…と通学中にずっと考えていました。

 

「普通の人と教師じゃ教え方が違うだろ。」という方もいるかと思いますが……どうなんですかね。先述したように私の学校では「この教師はすげー!めっちゃ教えるの上手い!」と思えた人はいませんでした。フィリピンで語学学校の先生をやっていた友達のエフレンやリッキーの方が上手でした。

 

 

 結論

 

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 私としては、語学学校は通う必要がなかったという結論になりました。

 

もちろん、私が通った語学学校がすべてではないんですけど、他のワーホリメーカーの方に「語学学校どうでした?」と聞いても肯定的な意見を聞かなかったのでこのような記事を書かせていただきました。「他の国の友達ができたよ!」という声はありましたが、「英語に自信がついた!」や「単語力が上がった!」といったことはほぼ聞けませんでした。

 

 

オーストラリアにワーキングホリデーをしにきた私の目標は「英語を勉強する」ということだけでした。オンリーワンです。

 

たしかに異国の地でひとりというのは孤独感を感じるときもあるかもしれませんが、私はその孤独感こそ成長のもと、のように感じます。寂しいから友達・知り合いを作ろうとする過程で英語を勉強する方がよっぽど効率の良い語学学習の方法な気がしてなりません。

 

「適度なプレッシャーは人には重要なものだ」

と友達と飲んでいるときに話したら、

「可哀想に…ブラック企業で働くうちに…」

と憐れんだ目で見られたことがありましたが未だに私はそう思っています。

 

 

 

 あと本当に驚いたのですが母国語で会話する輩のなんと多いことか、と。

 

「日本語話さないでください」と注意したかったんですけど、ほぼ全員の日本人が徒党を組んで巨大なコミュニティを作り上げている彼等を敵に回すのは賢明ではないと感じましたので、できる限り彼等を避ける以外に術はなかったです。あいつらサーフィンとかやってたりしたからガタイが良くってね。

そもそも”学校内では母国語禁止”と書いてあるじゃあないですか!話すな!

 

 

通おうと考えている方は語学学校に入学する前に、あなたの語学学校での目標を明確にしてくださいね。

 

友達をたくさん作ってエンジョイしたい!という方は迷わず語学学校に通うことをお勧めしますよ。

やっぱり異国で自国の人と会うのってなんだかすごく安心するもので、きっとすぐにたくさん友達ができることでしょう。週末は彼等とバーベキューしたり、観光に行けたりして楽しいことでしょう。

 

 

 

語学力を伸ばしたいという人は、通う語学学校についてとにかく調べてみてくださいね。

また語学力を伸ばしたいといっても単に「会話力をあげたい!」という人は私の独断と偏見では語学学校に行かないで図書館に行ったり、近くで開催されるイベントに足を運んだりしてなんとか友達を作ろうと努力したほうが伸びると思います。

IELTSとか何かのテスト対策やら通う価値もあるかと思いますが、その際はネットの情報を鵜呑みにせず、自分で直接その学校の雰囲気を感じてみてくださいね。

そして過度な期待はしないことをお勧めします。

 

 

 

ちなみに画像はオーストラリアのゴールドコーストやシドニーにの語学学校として有名で、私が通っていたEmbassy Englishのロゴマークを使っているが、全く関係ないのであしからず。

 

 

 

 

 

 

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