猫の欠伸
読者諸君は犬と猫、どちらがお好きであろうか。
私は犬である。
そういうことなので今日は猫の写真を撮ってきた。
昼食に知人宅を訪れた時に取った一枚がこれである。
この玄人っぷり。
私が高校生のときから知人宅で7~8年は飼われている猫であるのだが未だに飼い主には懐かず、前に私が訪れたときには彼を抱きかかえていた飼い主のお爺さんの腕を引っかき血管を切ったのか鮮血がぴゅーと結構な勢いで出てマジで驚いた。
地に降りてからも執拗にお爺さんに威嚇していたのはちょっと面白かった。
見たところお爺さんには一切の非はない。
止血が終わり、お爺さんが猫にどう叱るのかと思ったら笑顔で「ごめんなぁ」とニッコニコとしながら再度猫を抱きかかえようとしていた。
怒るか怒らないかは個人の匙加減なので何とも言えないが、鮮血が舞うくらいの大怪我を負わされたらせめて叱ってほしいものである。
おかげで未だに知人宅を訪れるときは妙な緊張感に包まれる。
次に撮影したのが知人の家の猫。
こっちは比較的おとなしい。
よほど眠いのか何度もあくびをしていた。
モフモフとしていて本当に可愛かった。
特に手がモフモフしていた。
んん?
よっぽど眠いのかな。
猫のあくびがうつったのか私も眠くなったので帰って仮眠を4時間もしてしまった。
猫のあくび 恐るべし。