オーストラリア 中古車 壊れすぎ問題
みなさんどうも。
西江(@SNisie1129)だ。
私はオーストラリアにワーキングホリデーとして来ているのだが、来豪して2か月したところでシェアハウスからスーパーまでの距離が遠かったり、水を6リットル買いたかったりしても、米を10㎏買いたくても買えなかったり、そしてなによりもこの広大なオーストラリアにおいてどこに行くにしても時間がもったないと思ったので車の購入を決断した。
そこでシェアメイトが自国にビザの期限が切れるので帰らなければならない、ということを聞いた私は、彼から車を安値で購入することを決意した。
右のイタリア人が車を売ってくれたオマー。
そして彼は3500ドルという中古車にしては高額な値段を提示してきたので、「いや2500ドルだ。それ以上はびた一文も払わんぞ」と交渉に交渉を重ね、結果的に2500ドルで購入させていただいた。
それがこちらの車。
メルセデスベンツである。
1993年に生産されたらしく、私よりも年長である。
最初の1か月間は特にトラブルなく運転できたのだが、2か月目に入ってからやけにあちこちが壊れるようになった。
一点目は車の自動ロックが使用できなくなった。
当初は「あぁ車の鍵の充電がないのだろう」と軽く考えていたがそうではなく、車の電気回路の問題であるらしく、修理に4万円ほどかかるらしかった。
まぁ特別、乗れればいいので修理せずに乗っていたらその一週間後、車の鍵が回らなくなった。
これは本当に焦った。どういうことか、と。オマーてめこのやろう、と。
駆け付けたロードサービスの人たちの話によると狂ったような日差しにより車内は人間蒸し焼き機と化すほどの温度になってしまい、そのせいでキーウェイと呼ばれる鍵を差し込む個所に支障をきたしたのではないか、ということだった。
そしてどうしようもないのでロードサービスさんに頼み込んで、ゴールドコーストにある日本語でコミュニケイトできるマキシモアという名前の車修理屋さんに駆け込ませていただいた。
ひさしぶりに日本語を使って何不自由なく意思の疎通ができることによりただならぬ緊張から解放された私は涙を流しそうになるくらいに感激したが何とか耐えた。
日本語って美しいよね。
そして、いかにもな職人の顔をしたボスと思われる方によると、…やっぱり原因はよく分からないらしいが、キーウェイに問題があるらしいので、中古のキーウェイを買って取り付ければ安く済むことを紹介していただいた。
丁度 年末であるらしくメルセデスのパーツ屋さんが長期休暇にたらしか入っていたので日を改めて伺わせていただくことにした。
そして、先日ファームジョブのため車を運転していたところ急にエンジンが急にストップ。
あれには本当に焦った。急にハンドルがロックされたのでどうなるかと思った。
早朝ということだったので後続の車もいなかく、同乗者にも怪我もなかったので良かった本当に。
そして、原因はオルタネーターのトラブルであることが判明した。
調べてみるとオルタネーターとはバッテリーを充電するための器具らしい。
つまりこのオルタネーターが壊れてしまっているためバッテリーの充電がなくなってしまい、エンジンがストップしたのだと。
エンジンがストップした瞬間にとっさに機転をきかせ、余力で道路の端に寄せることができたのは私の人生においても有数のファインプレーだと思うが、少し時間をおいてようやく事態を飲み込んだ私はつぎつぎと起こるトラブルに憤慨し、久しぶりに地団駄を踏んで怒りをあらわにしてしまった。
およそ6か月前に早朝の釣りで半端なくデカいメバルをかけたが目の前でバラした(針から外れてしまった)とき以来に地団駄を踏んだ。
同乗していた中国人と香港人になんとかなだめられ、なんとか平静を取り戻した。
そのときは助かったぞチェンとウェイ。
こちらがそのときの写真。
ということでオルタネーターを交換した。630ドルもした。
とりあえずは運転ができるようになって良かった。
お金で済むことでよかった。
命あってのものだねである。
中古車の購入を考えている方は、本当によく考えて、チェックをさせてもらってから購入をしてくださいね。
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