ワーホリ 仕事探し最終奥義 ”鬼レジュメ配り” 体験記
やぁ諸君。
西江だ。
先日このような記事を書いた。
日本ではあまり行われていない仕事の探し方であるが、他のブログなどを参考にすると ここオーストラリアでは一般的な方法であるらしい。
そして今日 記念すべきレジュメ(履歴書)配り一日目を終えたところで実際に体験してみた感想を述べたいと思う。
目次
場所
まず今日 レジュメを配ってきたのはここクイーンズランド州はゴールドコースト サーファーズパラダイスである。
ゴールドコーストでも屈指の観光スポットであるのでカフェやレストランなどのお店がたくさんあった。
時間
飲食店の場合は多忙な時間帯(昼時や夕方)に行くと軽くあしらわれてしまうであろうと思い、語学学校が終わってからの午後2時より配り始めた。
このことが功を奏したのか、訪れた店は人もまばらであり人目を気にすることなく店員さんに話しかけることができた。
体験記
初めて配った店は個人経営のカフェ。
配るまでどう話しかけるか、どのような世間話をするかなどの作戦を考えに考え抜いている間に何度も店の前を往復し、意を決して中に入り 経営者らしき男に話を聞こうとすると私の手元にあった履歴書が目に入ったのか開口一番
「 No Job (仕事はない) ! 」
と言われた。
強面で屈強な男にそう言われ、私の記念すべき一回目のレジュメ配りは最悪のスタートを迎えた。
私の杏仁豆腐のようにもろいメンタルは早くも砕けそうになった。
2件目も同じような個人経営の酒飲み場。
早く先ほどの悪い体験を忘れなければと思い、躊躇することなく店に入ることができた。
こちらはあいにく 経営者はいなかったが店員の30代手前とも思われる淑女が丁寧に取り次いでもらえ、「経営者に渡して面接があるようだったら連絡するね!」と笑顔で言い渡され 満足して店を後にした。
彼女の笑みがなければ私の絹豆腐のように繊細なハートの傷は癒えず、レジュメ配りを続行することは不可能だったかのようにも思える。
その後はカフェらしき店が目に入り次第 入店し、私が仕事を探しており どんな仕事でもこなせる旨を手短に伝えた。
何度かは一件目と同じように「No Job!」と断られたりもしたが大半の店では私のたどたどしい英語も遮らす 最後まで聞いてくれる人が多かった。
そして1時間半 今日 レジュメ配りをしようと思っていたサーファーズパラダイスを歩き回り37件の店を訪ね、30枚ものレジュメ(履歴書)を配った。
最初は「この高度に発展したネット社会において履歴書配りなど効果があるものか」と半信半疑、いや80%は疑であったが、手応えのあった店も何件かあり、手元にあったすべての履歴書を配り終えてからの達成感はとても大きかった(何一つ良い話はいただけていないが…)。
なにより 足で仕事を見つける という単純な求人方法を試してみて得られるコミュニケーション能力や「あっここの主人 怖い系だ」という危機察知など様々な能力の伸びを感じられた。
このレジュメ配り 最初はとても緊張したが、慣れてくると次はどんな感じの店員や経営者と話せるのだろう、どんな英文を使ってみようかなど戦略を立てたりして徐々に楽しみながら店を訪問することができると思う。
明日も時間があれば別の町に行ってレジュメを配ってこようと思う。
次は小粋なジョークが言えたらいいな。
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