ワーホリ5か月 私の語学力の向上具合と反省
ファーム漬けの毎日を送っている西江(@SNisie1129)だ。
オーストラリアに来てから早くも5か月間が過ぎた。
セカンドワーキングホリデービザを習得するためには必要なこととは割り切ってはいるのだが、どうもこの上ない単純作業と単調な生活リズムに退屈を感じざるを得ない。
このことを浪人時代の友人に打ち明けたら「でもファームっていうくらいだから自然はあるでしょ?」と言われた。
いやまぁ、そういわれればそうなのだが おそらく友人と私の間には黒部峡谷より深い認識の違いがある。
まず友人の想像している自然というのはグレートバリアリーフだとかエアーズロックだとかの広大な自然を豊かを認識していると思うのだが否。断じて否である。
現在の私のファームジョブはサーサリーと呼ばれるイチゴやトマトなどを作るための農地つくりである。具体的な作業はあとで書かせていただくが、場所についていえば「広大な農地」というくらいである。
最高に良く表現すると北海道の美瑛くらい広大な土地の中にある………いや美瑛は良く言いすぎた。とにかく「広大な土地」というくらいの場所でひたすらショベル使って適度に穴を掘ってビニールテープを差し込んでいるだけの毎日だ。そんな極限の単純作業とクレイジーなサ脳が溶けそうになる。ちなみに日陰とトイレはない。自分で持ってきた水が切れたら他の友人から買うという「誠愛の家」の班長のような台湾人がいるファームで働いている。
何の話をしているのか忘れたが、今回はオーストラリアに5か月間も住んでみて先日、語学力について考えてみたところ、来豪当初 自分の思い描いていた成長曲線は描けていないことが発覚した。
今回はそのことについて反省を踏まえ書いていきたい。
何が原因となって語学力が思っていたほど伸びなかったのか。
目次
Youtube
これはもう明らかに私の語学力成長の芽を摘んでしまっている。
摘んでしまっているとさも被害者面して言ってしまったが、とにかく間違いなく成長の足かせになってしまっている。
オーストラリアに来た当初は食事の時以外は禁止にしていたYoutubeであるが、気が付くと暇さえあればガキの使いをはじめとするお笑い番組やハイサイ探偵団を見ているダメワーホリメーカーになってしまっていた。
繊細な行間を読み合う現代日本のバラエティーにおいては意図しなくても日本語の機微な表現について考えさせられるので、そのことが与える英語学習へのダメージは計り知れない。
ちなみに先週の土曜日、気が付いたらハイサイ探偵団を2時間もぶっ通しで見てしまっていた。このままではイカンと思いブラウザを閉じ「どうしたら彼等の動画に誘惑されずに済むんだ……」と考えていたが、気が付いたら寝てしまっていたので本格的に対策が必要である。
日本人とのコミュニケーション
これはここ数週間の話であるのだが、ファームジョブのためにワーキングホステルに来てからというもの日本語を話さない日はないのだ。
誤解のないように言っておくが、私は何もむやみに日本人をさけているわけではない。
しかし、語学学習において母国語を話すということは間違いなくデメリットなのは定かではないだろうか。
「体に悪いものほど美味い」というのは私の元上司 恒松さんの口癖であったが、それを立証するかの如く、語学学習にデメリットしかない日本人との会話に魅了されて止まない現在の私だ。
2週間前に私の部屋にカズさんという30代手前の筋肉質な男性が入居してきてからというもの、日本語を話している時間が英語を話す時間よりも増えてしまった。奇しくも私の尊敬する上司の一人と同じ名前である。
筋トレが好きな彼は食事に関する知識もすばらしく、私がひとつ豆知識を披露しようものなら3つ4つと私の知らない豆知識を披露する。カボチャってあるじゃん?あれってカンボジアが訛ってできた言葉らしいよ。すげー知らんかった。
釣りも趣味だという彼とは話が尽きなくってまいっていると同時に、「あぁ伝えたいことを何の障害もなく伝えられるというのはこんなに素晴らしいのか…」と感動してしまっている毎日を送っている。
願わくば帰国までにこの感動を英語においても味わえるようにしたい。
ブログ
……いやこれは仕方ない。
何度このブログにストレスを緩和してもらったことか。
もしこのブログがなかったら私はウサギのように寂しさから生じるストレスで死んでいたことだろう。
が、しかし。ブログも日本人とのコミュニケーションと同様にデメリットが大きいの明らかであろう。
というのも、ブログでひとつの記事を執筆すると、私の記事は大体1記事あたりの文字量は1500から2000字ほどである。ちなみにこの記事は現在1879文字であるが、そのくらい毎日書いていると日本語の文法をいやというほど考えさせられてしまうのだ。(まぁ私のブログには多くの文法ミスはあるだろうが…)
私もオーストラリアに来るまでは特に意識していなかったが、日本の文法のまま英文に翻訳してしまうと極めて不自然な英語になってしまうことが多々ある。
総括
もっとあるようにも思えるが、これら3つのことが間違いなく私の語学力工場の妨げになてしまっていると思われる。
とはいってもこれらのことは私のストレスを緩和してくれているので、いきなりやめることは難しい。特にブログを辞めようものなら私のストレスは逃げ場を無くし、1か月もしないうちに蒸発してこの世をさることになるだろう。
よって対策としてはこれまで以上に積極的にオーストラリア人とのコミュニケーションを図っていこうと思う。最低でも日本人とのコミュニケーション時間よりも多く。
Youtubeは週末のみハイサイ探偵団やガキの使いを見ることを許可し、それ以外の日は海外Youtuberの動画などを見るように心がけようと思う。
以上で5か月間のワーホリにおける私の語学力の向上具合と反省についての記事を終える。次に報告するときにはオーストラリア人の彼女を作っていて、英語力も堪能になっていることを願う。
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